いろいろなことたくさん考えました。
私は生活のため、これからもフルで働いていかなければなりません。
母親が今は猫を飼っちゃいけないと強く言うのには、今の私がいっぱいいっぱいの生活をしていることを知っているから。
万が一猫ちゃんが病気になった時、入院や手術をすることになった時に今の私ではその費用が出せないことも知っています。
恥ずかしい話ですが、親にいろんな心配をさせ、資金的にも時折援助してもらっている私には、母親の言う意味がわかるだけに、
今はとにかく自分で働いてお金を貯め、自立できるようになりたいと思ってきました。
いざと言う時にお金のことで後悔はしたくないから。
そしてリーゼントちゃんが万が一重い障害を持つことになったら、どうするのか。
今は娘と二人生活、旦那はいろんな意味で頼る事ができず、今は単身赴任。
そんな自分に今のリーゼントちゃんを受け入れられるだけの心の広さと余裕があるのか。
介護は人が言うほど簡単ではないことを私は経験上知っています。
毎日が闘いになります、自分との。
そして万が一クーと同じような運命をたどるとしたら。
私はきちんと看取れるだろうか、目をそらさずに、きちんと。
立ち直れる自信もありません。
全部の自信などこれっぽっちも今の私にはありません。
それでもリーゼントちゃんをこのままにしておくことはできませんでした。
何もせずにはいられませんでした。
目の前で生きようとする姿から
黙ってじっと見つめる瞳から
目をそらすことはできなかった。
私はバカかもしれません。
これからどうなるのかもわかりません。
考えたことはちゃんと出た訳でもありません。
でも、今はリーゼントちゃんの生きようとする力に
私も共に生きてみたいと思います。
そして生きてこそ答えはあるのかもしれません。
がんばれ、リーゼントちゃん。
そしてがんばり、私。
負けないよう、恥じないよう、温かさと愛を持って、生きていこう、
共に。
今日の最後になりますが、リーゼントちゃんの傷は多分人の仕業ではなく、カラスの仕業かもしれません。
カラスがつついた可能性があるそうです。
リーゼントちゃんはその様子から生まれながらのノラちゃんであろうと思います。
なので、その可能性が高いと思っています。
人の仕業とは思いたくありません。
そう信じよう。そう願おう。
これから人をたくさん信じてもらえるように、たくさん愛してあげるよ、リーゼントちゃん。