昨日、9月15日午前7時55分
ちこは虹の橋を渡っていきました。
家族の存在を確認してから逝ってしまいました。
あの後、食事を取る事ができなく、水と老犬用のミルクだけを与えていました。
ケド、亡くなる直前、1番好きだったご飯とジャーキーを食べてくれました。
ご飯食べたからしばらくは安心だなと思っていた矢先の出来事で、まだ精神的に落ち込んでいます。
ここから、ちことの思い出を書かせていただきます。
長くなりますが読んでいただければ嬉しいです。
今から16年前の夏、親戚のうちで野良犬が子供を産んでしまったとの連絡が入りました。
当時、うちは6歳になるころで、かなりの犬嫌い。
3個下の妹はうちが犬嫌いなのでその影響で犬嫌いでした。
うちの家系的に、動物が好きではないとやっていけないと感じた両親が、子犬を一匹引き取る事に決めたそうです。
うちの犬嫌いは相当なものだったそうで、遠くに見える米粒大の犬でも見つけると大泣きして大変だったそうです。
親戚の家に行って、母が一匹ずつうちと妹の膝に乗せてくれましたが、ものすごく暴れていて怖くなって大泣きしていた記憶があります。
最後に連れてきた小さい真っ黒な子犬を膝に乗せたところ暴れるそぶりもなく、ただプルプルと震えていました。
うちも妹も即効でその子に決めました。
そして、帰りの車の中で『ちこ』と言う名前をつけました。
1992年9月4日に我が家へやってきました。
犬に、なれることから始めなければいけないと思った両親はジャーキーとか煮干をうちの手のひらに乗せてご飯をあげていました。
ものすごく怖かった記憶が残っています。
翌年に4匹の子供を自力で産みましたが1匹は母が見つけた頃にはもう息をしていなかったみたいです。
3匹を立派に育てて、3ヵ月後に貰われていきました。
数年後、その子達はちこより先に虹の橋を渡ってしまったみたいです。
その後、病気など1つもせずにいました。
散歩ができない日々も続いた事もあります。
1回、脱走をしましたが、すぐに帰っていました。
人には絶対に飛びつきません。
尻尾を掴まれ引っ張られても怒りませんでした。
足を踏んでも怒りませんでした。
いじわるして、食べている最中にご飯を取り上げても怒りませんでした。
ひめに猫パンチされても怒りませんでしたが痛がっていました。
シャンプーはさすがに嫌がりました。
泣いているときは慰めてくれました。
海が大好きでした。
お父さんと行く毎週日曜日のお出かけが好きでした。
病院は最後まで好きになれなかったみたいです。
最後の最後まで、家族に迷惑をかけてくれませんでした。
正直、ちこみたいな子にはもうめぐり合うことも無いと思います。
ちこはちこだけなんで。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
今までコメントをくれた方、心配してくださった方、メッセージをくれた方。
本当にありがとうございます。
ちこもきっと天国で皆さんに感謝していると思います。
ひめのほうのブログは続けていきます。
お世話になっていた動物病院のお医者さんから届いたお花です。
父が作ってくれた位牌です。
亡くなる2日前くらいのちこです。