一昨日の買い物中に、ねねが交通事故で他界しました。
あまりにあっけなく、まだ悪い夢を見ているようです。
小さな遺体は、その夜のうちに小さい遺骨になりました。
当たり前の日常が地獄に変わる一瞬、血生臭い記憶、
まだ温もりが残る遺体・・・それらすべてが
現実だと受け止めるには時間がかかりそうです。
押し寄せる自責と後悔の念。
あの時こうしていれば、こうしていれば・・・と
頭の中で過去にさかのぼり、苦しむばかりです。
まだ飼い始めて一年ちょっと。
ねねとの別れは寿命(約15年後)以外に考えていませんでした。これから一緒に過ごす10数年の間に、楽しい思い出を作ると同時に、別れへの覚悟を少しずつ固めておけばいいのだと
安易に考えていました。犬の寿命は人間より短いということだけ覚悟しておけば、どんなに溺愛していても自分は犬の死を冷静に受け入れられるだろうと考えていました。
まさか一歳三ヶ月に満たない幼い命が
この世を去ろうとは、夢にも思いませんでした。
ねねのいない寂しさ・・・と
どう向き合っていけばいいのかまだわかりません。
あたりまえのように側にあった温もりが
恋しくて、恋しくて。
今は幼い命が、事故の恐怖や痛みから解放され
安らかに成仏してくれることを願うばかりです。
祈ること、詫びること、ねねが幼い命と引き換えに教えてくれたことをひとつずつ噛み締めることぐらいしかできません。
短い間でしたが、ねねの日記を読んで下さった皆様、
ありがとうございました。
大切なパートナーが、寿命をまっとうできるよう
健康と安全管理には念には念を入れて気をつけて
あげて下さい。
どんな別れ方であっても、何歳であっても
愛犬を失う苦しさに変わりはありませんが、
飼い主として悔いの残らないかたちで、わんちゃんの一生に添い遂げることが出来ますように。