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★今日のサスケ語録★
寝起きのオイラ。
どんなに眠くても
腹が減ったら起きちゃうんでバウ!
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幼稚園から小学3年か、4年にくらいになるまで
(ううーん、年齢が定かでない・・・)
お隣の犬のジョンと遊んで過ごした子供の頃の私。
ジョンは、幼い私の友達であり、弟のような存在だった。
ジョンにとっても、私は大人たちとは違う存在だったようだ。
私が越してきてから、彼のテリトリーは確実に広がった、と
飼い主である奥さんのほうが笑って話していた。
自分の家の庭とその周辺しかうろついたことのないジョンだが
私にくっついて、ずいぶんいろいろなところを
うろつけるようになった。
ついには、私の通う幼稚園まで遊びに来ちゃったこともある。
「ジョンはだめだよ、帰りなさい」
と叱るとしょんぼりとして帰っていったけど
ちゃっかり私の靴の片方を持って帰ってしまったり
大人たちにはやらないいたずらを私にはよく仕掛けてきた。
幼稚園や学校から帰ってくると
呼んでもいないのに、足音を聞きつけて
どこにいても一目散に走って出迎えにやってきた。
中型犬だったので
飛びつかれると子供の私とは背丈が同じくらいになり、
顔中を舐められて
毎日きゃーきゃー大騒ぎしていた。
(そうか。今考えると私のファーストちゅうはジョンに奪われていたんだな^^;)
晴れた日はまだ良かったけど
雨の日は大変。
ぬかるみでどろだらけになった足でもかまわずに飛びついてくるから。
服がどろだらけになるのは閉口したけど、
でも、全身で「おっかえり〜」って喜ぶジョンの姿をみると
困ったなりに嬉しかった。
どんなに足音を忍ばせても
うちまであと30メートルくらいっていう曲がり角のあたりで
ジョンは私の足音を聞きつけて駆けてきた。
晴れた日も、雨の日も。
暑い日も寒い日も。
たまに母が出かけてて帰ってからひとりお留守番っていう日でも
ジョンだけは毎日、私をお迎えに走ってきた。
ジョンは私のことが大好きだった。
もちろん私もジョンが大好きで
ジョンと一番心が通い合ってるのは私?って思っていた。
日中いない飼い主夫婦よりも、いつも一緒に遊んでいる私のほうが
ジョンに好かれているかも、なんて思っていた。
でも、違った。
ジョンは私のことが大好きだった。
でも、それ以上にご主人夫婦を深く、深く愛していた。
そのことをはっきりと感じたのはジョンが虹の橋へ旅立った瞬間だった。