愛犬の子供がみたい、そう思った事ありませんか。私は、ひかりを飼い始めてすぐにそう思った。
ひかりを購入したお店の店主は、展覧会に出陣している人で、プロである。その方の話を聞いているうちに私は、すっかり柴犬好きになり日保の会員にまでなってしまった。
ひかりの子供がみたいと思った私は、店主に軽い気持ちで「子供を産ませたいんですが」と聞いてみた。すると、「じゃ、うちの弁天と」と、話がどんどん進んでいった。
店主に交配の日を見極めてもらい、いざ交配することとなった。当日は、日中にして下さい、との事。なんだか近所に迷惑がかかるらしい。?? それから、皮の手袋を用意。??
言われるままにひかりを連れて行った。
相手の弁天は、もう興奮。(わー、大丈夫?)
ちょっと不安がよぎる。
「奥さん、どんなにおとなしい犬でも、この時は、噛まれるかもいれないから、」
(えっ!その為の手袋?)
しかし、やりずらそうなので私は手袋を使うのをやめた。そして、店主に教えてもらい首輪に指を掛けてひかりの頭を固定。
「奥さん、いくよ!しっかり!」
「ウー!」物凄くひかりが抵抗。おもわず噛まれそうになる。
すると、店主がストッキングを持ち出してきた。ひかりのくちにぐるぐる縛った。もう一度挑戦。
「キャン!キャン!」嫌がるひかり
すごい鳴き声。こりゃ近所迷惑になる。
(ごめんね、ひかり!これもかわいい赤ちゃんを産む為よー!!)
なんか、とっても罪悪感が残った気もするが、なかなかめずらしい経験をさせてもらってちょっと私も興奮してしまった。うふふっ。
今後は、激しい運動やジャンプをさせては駄目との事。人間と一緒だ。
しかし、すごい力だった。私の腕が筋肉痛になってしまった。まあ、日ごろの運動不足のせいかもしれないが・・・・。
もちろんひかりには、ちゃんとご褒美をあげた。頭もナデナデしてあげた。
そして、見事二ヶ月後には、みゆきを産んでくれた。(^^)
やったね、ひかり。そして、店主もすごい。
さすが、プロ。あっぱれ!! つづく・・・・・