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学習障害を幼児のうちに発見する 学習障害を幼児のうちに発見する
保育所や幼稚園は、子どもにとって初めての集団生活の場です。他の子どもたちと過ごすうちに、気になる行動や困った行動が見えるようになり、学習障害・注意欠陥多動性障害・広汎性発達障害などのいわゆる発達障害の早期発見につながることがあります。 幼児の発達障害は、外見は普通の子どもと同じように見えるため、「わがまま」「気むずかしい」「反抗期」などといって見過ごされることもあります。しかし、発達障害は中枢神経系の機能障害ですので、本人の努力で治療できるものではありません。子どもが自分の周りの世界を理解できるように、自分の気持ちを周囲に伝えられるように、環境を整えていくことが大切です。 幼児を預かる保育士や幼稚園教諭は、発達障害の特性をしっかりと理解し、該当の可能性がある子どもに対しては、どんどん環境を対応させていく必要があります。教員免許の更新研修などで、発達障害について知る機会も増えています。例えば、""さくら""を""たくら""と言う子どもがいるとして、健康診断などで聴力に問題のない場合は、読みの学習障害を疑います。保育所や幼稚園では、さ・し・す・せ・その音をよく聞かせるとともに、口の形を見せるようにして、先生が子どもの発音のモデルになるようにします。同時に、自治体の発達障害支援センターのような機関と連携して、保護者に相談や療育を勧めると良いでしょう。 どのような障害でも同じですが、なるべく早期に発見して、早期に療育を始めることが、以降の治療を効果的にします。軽度知的障害や発達障害などを早期に発見するべく、厚生労働省も5歳時健診を普及させようとしているところです。 コメント(0) |
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