1月31日ににゃーちゃんの夢をみて以来、落ち着かなくて、毎週実家に行ってましたが、にゃーちゃんは亡くなる5日前までは、「痩せたかな?」と思う以外は特に大きな変化は見えなかった。
亡くなる5日前から、歩くのに足元がふらついていたが、まだ自分で行きたい所行ったし、50センチの高さの窓に自力で上がってもいた。
カリカリをあまり食べなくなったのは気になったが、おやつはしっかり食べたし、水もちゃんと飲んでいた。
ただ、昼間はそうでも、夜になると辛そうに鳴き、その度にバアバやジイジがなでてやり、それで静かに寝ていた。
楽しみにしていたミアちゃん企画の猫の日は、この日のために用意したおやつと一緒に写真撮って参加しよう!と思っていました。
ところが、いつもは撮影に協力的なにゃーちゃんが、断固撮影拒否。
…ショックでした。
私が思うより衰えてるんだ…とわかって…。
次の日なぜか後ろ姿は撮らせてくれましたが、その後はとにかく「早く帰れ!」
帰れと言われても、気になって帰れるもんじゃない。
二晩お泊まりして、やっと帰る決心がつきました。
だってにゃーちゃんが帰れと言うなら帰るしかない。そして、なによりそうせざるを得ない出来事がありました。
にゃーちゃんの言う通りにして間違ったことはない。その前の晩から、にゃーちゃんは歩けなくなっていた。
そして、なにも食べなくなっていた。
にゃーちゃんは一人になるのを待っていました。
無職で暇な私が付きっきりでは、ひとりになれません。
私が帰った後もちょこちょこ様子を見ていたバアバが、家事のため30分ほど目を離した時に、息を引き取っていたそうです。
看取ってやれなかったなあ、という気持ちと、でもにゃーちゃんがそうしたかったのならそれでよかったのだ、という気持ちの両方があります。
一番怖かったのは、にゃーちゃんが一人になるために、そっと家を抜け出してしまうこと。
もしかしたら、本当はそうしたかったのかもしれないけど、最期の場所を、バアバの布団の上に選んでくれて、ありがとう。