ひまわり畑の中にいる犬の絵が表紙の本。
とても印象に残り、つい気になってこの本について調べてみる。
と、既に話題になっている作品で有名らしい。
リストラされ家族を失い、病気で余命残りわずかのおとうさんと、
娘が小さい頃拾った捨犬との旅をつづったものがたり。
不器用な生き方しか出来ないおとうさん。。。
職を失い家族も失い、持病もちの状態で
奥さんに離婚を言い出され、残されたのは、、、
わずかな私物とお金と一台の自動車。
絶望の中、愛犬とともに旅に出る。
大好きなおとうさんにやさしくよりそう純粋で無垢な愛犬。
そんな中、一面ひまわりが咲く花畑に二人はたどり着く。
わずかなお金も尽き、ひろった残飯を食べながら日々飢えをしのいでいく。
とうとうおとうさんは車の中で命を絶つ---。
残された愛犬は、愛するおとうさんの死がわからず寄り添い、
おとうさんのために、毎日残飯をひろい車に運び続ける。
一年後。
おとうさんに寄り添ったまま、、、愛犬も息絶える。
愛する主人と一緒におさんぽする夢を見ながら・・・
その3ヶ月後、二人は発見される。
人間は死後一年。犬は3ヶ月。これが意味する事とは・・・?
ナゼ、愛犬は死ななければいけなかったのか。
冒頭の
”おとうさん
さんぽに
いきましょうよ・・・”
犬が話す言葉と二人の遺体。
かなり残酷な結末から物語ははじまります。
既にこうして書いているだけで、、、涙が止まりません。
表紙の犬の絵を見ただけで切なくてやりきれなくて涙があふれてきます。
すみません、結局、飼い主、冒頭とあらすじしか読めませんでした。
つらすぎて、この本を手にとる勇気がないのです(泣)
”星守る犬”とは、犬が遠くの星を見るように、望んでも手に
入らないものの事を言うのだそうです。
読んだ人からの情報によると、、、あの火垂の墓(これも封印していますが)
以上の破壊力があるそうです。
また泣き続けて、何もできない状態が続いた方続出したそうです、、、。
私はこういった作品は、犬を平気で捨てる人に読んでもらいたいのですが、
こういう人たちはきっと手に取らない本なのかな。。
TVで処分されていく犬たちを見ると、、、いつもやり切れません。
乱暴な言い方ですが、、、あんたたちがガス室に入れと本気で思います。
ワタクシ、、多分この本を読んだら当分寝込んでしまいそうなので
やっぱりこれも読まずに封印したいとおもいます。
ママも。。。ぶぅちゃんとこんな関係になれるのかな?
ひまわりの絵が印象的な表紙の壁紙はこちらから・・・
http://natalie.mu/comic/pp/hoshimamoruinu