ローンの滞納や事業資金返済の行きづまりなどによって、不動産や動産が差し押さえられるケースは少なくありません。
差し押さえられた物件の流れを説明しましょう。
債務者が所有していた物件は裁判所によって差し押さえられ競売にかけられます。
民間業者が行なう競売に対して、官公庁が行なうものを公売と呼んでいます。
もちろん仕組みや流れは同じものです。
競売に対して入札して一番高かった人が落札することになります。
東京都の主税局がインターネット公売を始めたことで話題となりました。
住宅などが競売にかけられる前に任意売却をすることも可能です。
債務者が債権者の同意を得ることができれば、任意売却となるのです。
競売よりも任意売却の方が高く売れると言われていますから、債務者としては任意売却を選ぶべきでしょう。
公売情報は誰でもが閲覧できるようにインターネット上で公開されています。
これを見るとわかるのですが、たくさんの物件があることがわかります。
つまり、企業の倒産やそれに伴う従業員のローン返済の滞りなど日常茶飯事と言えるのです。
自分は滞納などしないと思っている人も、会社がどうなるかわからないのが現実です。
そのため、保険をかけたり、貯金をしたりするのです。
贅沢をせずにある程度のお金を貯めておくことが大切です。
動産としては自動車が多いようです。
自動車なら再利用の価値は高いため人気なのです。
任意売却でも競売で購入者にとって違いはありません。
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